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中国のシリコンバレー 深圳夢限塾第4回海外研修旅行

わずか30年足らずで、人口が30万人から1400万人に増加、人類の歴史上比類のないスピードで発展した深セン。今も60万人の人口が毎年増加中 驚異的な人口増の深圳の最新テクノロジーを見学に行ってきました。写真は、トヨタよりも大きいテンセント本社前です。

写真は、深圳から香港までの橋です。10月には、香港とマカオを結ぶ橋も完成しました。中心部は工場の街から金融とイノベーションの街に変化を遂げつつある。20〜30代が人口の65%を占め、65歳以上の高齢者は全人口の2%しかいない。これだけ「長期間にわたって若者ばかりが住んでいる街」も、おそらく歴史上ないだろう。今やGDPが香港を抜き、中国でもっとも生活費が高い街となった。

深圳は、ドローンのDJIの発生でも有名な街です。深圳はその他、無人のコンビニやコインレストランなど多数の面白い最新式の店舗が多数ありました。インキュベーションセンターが(起業や創業をするために活動する入を支援する施設。)深圳市内に300ケ所有るとのこと。 スタートアップ企業が多いのもうなずけます。

食事は、非常に美味しく今回案内頂いた昼・夕食は、脂っこくない食事でした。 ここ2年間深圳の人々は財布を持つことのない生活をしている様です。お財布携帯が、ほぼ100%普及しており、注文も店内に入った瞬間スマホでその店のメニューにアクセス、食事終了後の会計も各テーブルにQRコードのシールが貼られており、それをスマホで写すだけで会計処理となります。

写真は、生ジュースとチーズクリームをミックスした飲み物でとても人気の様です。上海は深センよりも豊かな国際都市だが、多くの既得権益や遺産があり、深センほど早くは変化できない。北京に至っては数千年の遺産と人々を抱えている。
走っているバスは、96%が電気バス。タクシーも50%以上は電気タクシー
車の販売会社がない深センならではだ。歴史があり、過去のしがらみがあるところほどアップデートに苦労する。

公園では、親が息子や娘の結婚相手探しをしていた。(写真の両側に掲示されている書面が紹介書き)50%はお見合い結婚とのこと。20代後半で、テンセント勤務者は、年収1千数百万円の年収であるが、能力がなくなると解雇され無一文の世界に放り出され、自殺者が多数出現することになる様だ。ちなみに、テンセントは、45歳が定年退職とのこと。

百貨店の高級鮮魚売り場です。このお店では、鮮魚を30分以内で自宅まで届けるサービスをしていました。新鮮なお魚や貝類を迅速に水槽から上げて、直ぐ食べれるように処理し配送チームが居て近隣のマンションに届ける風景には驚きでした。カニ一ぱいが約14,000円の価格にはびっくりしました。 中国人のお金持ちはやはり多数いるようです

日本の秋葉原の様な場所です。(華強北)深センのGDPは香港を超え、もはや安い労働力を提供する場所ではない。
深センの工場で働く工員は、毎月5000元(残業代含め約8万円 2017年)の給与。雇い主が住居と食事を供給するのが前提での話。世界のほとんどの国より貧しい状態から、世界のほとんどの国より豊かになる状態まで、ほぼ一世代で来た驚きの街です。

深センは中国最初の経済特区だ、経済特区のモデルはその後中国各地域で拡大したが深センほどの劇的な変化は、他の都市では生まれていない。ほかの都市の様に既得権益が無いから都市開発が進めやすい。中国全土から稼ぎたい若者が押し寄せ、毎年新しい地下鉄の路線が通っている。現在は8本の地下鉄が有る様だ。将来は、20本の地下鉄を作る様だ。研修旅行を通じて感じたことは、この町の爆発ぶりを日本も参考にして、大きな経済発展を遂げらる様な政策を強く増税々だけに明け暮れている国会議員に望むところだ。
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